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飲食店の開業資金の調達について考えよう!
飲食店で開業、独立を志す方は非常に多いですが、周りのお店を見てみると、新しい飲食店が次々と開業していく一方で廃業する飲食店もたくさんあります。飲食事業は比較的参入障壁の低いビジネスであるため、業種・業態を問わず数多くの飲食店が開業しています。
しかし、開業から一年以内で三割、二年以内で二割のお店が閉店するとされています。それだけ飲食店の経営は難しいと言えます。
では何故、短期間で廃業しなければならなかったのか・・・
手元のお金が足りなくなり営業を続けられなくなってしまうことや、今後も利益体質が改善される見込みがないために「資金ショート」し、廃業してしまう場合が多いです。
「こんなお店を作りたい」と自分の理想のお店を頭に思い浮かべるとき、いろいろなアイデアが湧き出てきます。
しかし、理想のお店はアイデアだけでは実現できません。
飲食店を開くには、大きく分けて2種類の資金を確保しなくてはなりません。
ひとつ目が開業資金、そしてふたつ目が運転資金です。開業資金とは、物件取得費、内装費、機器・備品代、求人広告費、宣伝費などです。そして開業後の運転資金として、店舗の家賃、光熱費、電話やネットなどの通信費、人件費、仕入代、消耗経費などが挙げられます。
とにかく飲食店を開業するにはたくさんの開業資金と時間が必要になります。
そんな時に、どんな資金調達の方法があるのでしょうか。
資金調達の方法としては、
1、自己資金
2、親族からの借り入れ
3、公的機関からの借り入れ(融資)
4、銀行などの金融機関からの借り入れ(融資)
5、補助金、助成金の活用
などが挙げられます。借り入れなしで開業できるのが理想ですが、現実には上記の方法を組み合わせて目標額を集めることが多いです。
飲食店の開業には、資金調達がポイントになります。素晴らしいサービスを提供する自信があっても、それだけでは成功しないのが飲食店業界です。自信を持って提供できるものがあれば財務戦略を固めていくことが大切です。
次回は上記の5つの資金調達方法について、それぞれ特徴などを見ていこうと思います。