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金融機関の種類 その3(信用金庫・信用組合について)
今回は「民間金融機関」の「信用金庫(以下、信金)」「信用組合(以下、信組)についてご説明致します。
信金、信組は民間金融機関では規模の小さな金融機関です。
銀行で定められる銀行法とは別の法令で信金は信用金庫法、信組では中小企業等協同組合法が定められています。信金と信組はこちらの法令により営業地域や資金運用に制限が定められているため、信金と信組は中小企業と個人への融資に特化しています。
銀行は株主の利益を優先する株式会社ですが、信金と信組は非営利法人で地域の繁栄などを図る相互扶助を目的としています。そのため、小規模の会社でも取引に積極的に応じてもらえます。
営業エリア外では利用できませんが、その分営業地域が絞られているため、こちらの要望に対して小回りが利いています。
ただ、各信金・信組の特徴によるところではありますが、若干金利が高い印象です。
創業融資でもお申し込みを検討していただければと考えていますが、その他にも再生事業に特化した信用金庫もあり、各信金・信組で様々な特徴がございます。
会社の置かれている状況に応じて、どの金融機関から融資を申し込むかをご検討いただければと思います。
今回は以上となります。
どうぞ、ご参考いただければ幸いです。